24金ジュエリーの特徴
深みのある山吹色が特徴的な24金ジュエリー。18金や14金と違い混合物がほぼ含まれていない24金はゴールド本来の黄金色を持ち、色あせる事のない正に「永遠のゴールド」と呼ぶに相応しいジュエリーです。デザイン性の高いジュエリーが多いのも24金ジュエリーの特徴で、特徴が上に職人の技量、ブランド力が問われるジュエリーでもあることからも、良い24金ジュエリーと、そうでない24金ジュエリーは人の目にもわかる歴然の違いがあります。価値ある素材だからこそ本物の24金ジュエリーをお選びいただきたいです。
「永遠のゴールド」である24金が持つ価値
地下資源の一つである金は、採掘できる量には当然限りがあります。1トンもの金鉱山を採掘して、実際に金がとれるのはわずか3~5グラム程で、すでに世界中の金鉱山は大方彫り尽くされていて、深い海底から採掘しているのが現状です。歴史的に、世界情勢が不安定な時ほど「金の価格が高騰」するという習性を持ちます。それは世界経済に対する不安が、価値を失われることのない資産を求める購買意欲を煽るためです。近年、安全資産として金を買い求める動きは高まる一方にあります。こうした希少性と需要の高さが純金の価値をさらに押し上げています。
24K(純金)と18K・14Kなどとの違い
金の純度を24分率で表示し、純度99.9%以上の金(純金) = 24K(24金)ということになります。18K(18金)の場合、金の含有率は75%になります。 24K(24金)が一番グレードが高く、資産価値があり、唯一、純金と名乗ることができます。ほぼ100%の純金含有率を誇るため、腐敗・変色することがなく、その輝きは永久的に持続します。24金とはまさに「永遠のゴールド」なのです。
24金ジュエリーの強度について
従来、24金はジュエリーの素材には適さないと考えられていました。それは他の金属を混ぜて硬度を上げた18金や14金に比べて柔らかく、傷がつきやすいからです。
現在は純金の弱点とも言える硬度の低さを鋳造時の特殊技術によってカバーされている24金ジュエリーも多く存在します。純金の硬質化を行うことでインゴット(金地金)の2倍ほどの硬度を実現させ、宝飾品として身に着ける事を前提に強度が高められており、24金ならではのデザイン性の高いジュエリーが普段でも身に着けられる身近な存在になりました。
アレルギー体質の方にも安心な24金
24金はアレルギーの原因になりにくいため、ジュエリーで皮膚に痒みや赤みが出たことがある方も安心して身に着けられます。金属アレルギーは汗などで溶け出した金属が体内に入ることで起こる免疫反応ですが、24金は汗に触れても変化しにくい安定した素材なのでアレルギー症状が出ることはほとんどありません。
純度99.9%以上の純金を使用している24金ジュエリーは、アレルギーを始めとした肌トラブルを心配せずにお洒落を楽しめます。敏感肌でジュエリーコーディネートを諦めていた金属アレルギー体質の方にもおススメです。
美しさを保つ24金のお手入れ方法
24金は不純物がほとんど含まれないためサビや変色などの心配は不要ですが、日常生活での汚れや傷には注意してください。汗がついてしまった場合は柔らかいコットンの布などでふき取っておくと安心です。汚れがひどい場合は24金をぬるま湯に浸けて汚れを浮き上がらせ、柔らかいブラシで優しく磨くと本来の美しさが蘇ります。
スポーツなど激しい運動をする時には着用せず、帰宅後は肌身から外して保管する等に気をつけていただければ、大きなダメージを避けることができます。24金の表面はマットに仕上げられているので鏡面仕上げに比べると傷や汚れは目立ちにくくなっていますが、大切に扱っていただくことでより長くゴールドの美しさを保つことができます。